FXコラム

東京タイムで相場が思惑から 買われたり売られたりして激しい動きが継続

2016/08/11

ここのところ東京タイムで相場が思惑から買われたり売られたりして激しい動きが継続しています。

27日の東京タイムも前日、政権の経済対策が金額は20兆円といいながら真水部分が3兆とか複数年で6兆といったかなり期待はずれの報道が飛び出したことから105円台後半から104円われまで一気に売り込まれることとなったもののブルームバーグやWSJの報道を受けて買い上げることとなり、特にブルームバーグの政府が50年債の発行を検討しているという観測報道を受けていきなり105円台初頭から106円50銭レベルまで昼過ぎに吹き上がるという動きが示現しました。

しかしその直後に財務省理財局からそんなことは検討している事実がないとの否定報道が飛び出し、上昇分をきれいに戻す動きとなってしまいました。

連日こうした嘘か本当かまったくわからない観測報道合戦に市場は翻弄されていますが、とにかく29日になんらかの緩和があれば一旦はドル円も上昇することが期待されますが、たいした内容でなければ戻り売りを浴びる可能性は極めて高く、万が一何もでなければそれなりの下落を覚悟することになりそうな相場展開となってきています。

■外人投機筋は毎回同様の動きを継続

さすがに日銀プレーと呼ばれる投機筋の日銀政策決定会合にともなう思惑買いもいい加減に飽きがきそうなものですが、海外投機筋はまたしてもあきらめずに同じスキームの売買を繰り返しており、だめなら売り浴びせ、うまくいけば買い継続のディールをまたしてもしかけてきそうな気配となっています。

■経済対策発表前に日銀だけが緩和を行うのか?

今回総合経済対策の実施にあたっては日銀が連動して国債を買い上げることはほぼ間違いないとは思いますが、内閣が閣議決定をするのが2日なのに日銀だけが緩和措置を発表する可能性が本当にあるのかどうかかなり疑わしい状況といえます。

仮に国債の買い入れ枠など誰しもが想定できる内容を入れた緩和策がでたとしても本当に市場が反応して買いに走ることになるのかどうかもかなり微妙ですし、出尽くし感が情勢されることになれば、売りが強くなりそうですし、今のところどちらと断定できるものは何も存在しなくなっています。

したがって、結果を見てから動くことがもっともお勧めとなりそうですが、どうしてもトレードをされたい方は、事前にポジションはもたずに、発表直前の相場から60銭以上はなれたところに買いのストップロスを売りのストップロスの両方を置いて様子を見るのがお勧めになります。

あまり接近したところにおいてしまいますと事前の思惑で動いただけで逆指値をつけてしまうことがありますので最低60銭以上はなすのが基本となります。

ただ、上値のほうはそれほど大きく跳ねるとは思えませんので売りを中心にして仕込んでみるのも面白いのではないでしょうか?

4月と6月の売りではほぼ3円近く下げていすからかなり離れたところにポジションを置いてもそれなりの利益を確保することができますのでひっかかれば面白いディールになりそうです。

現実的には9月以降の緩和のほうが確率は高くなると思いますので、ドル円が大きく上昇したところでストップロスを設定した売りもちにしてみるのもひとつの方法です。

8月は円高が続きやすく、株価も下落気味に推移することが予想されますので、上昇よりも下落のほうに圧倒的な妙味が期待できます。

来週になりますと本格的に夏休みに突入することになりますので、その前の最後のディールということでいろいろと工夫をしてみてはいかがでしょうか?

全体として下落するほうが上昇よりも多くの利益を確保できますので仕込むのならば下方向をセットするのが断然お勧めとなります。

-FXコラム